「日光男体山」山行報告

期間:2010年2月14日(日)



井原、Pokharakko

中禅寺湖湖畔9:30発-四合目11:05/10-六合目11:50/12:05-八合目13:00-山頂13:45/14:20

-七合目14:50-四合目15:30/35-中禅寺湖湖畔16:30着


関東地方はこのところぐずついた寒い日が続いたが、今の季節にはいつもはまだ早い(ごく小

さい)移動性高気圧が来ると天気予報は告げていた。等圧線は水平(東西方向)で疎である。

この三週間で二回トライしたが登れず三度目のトライするという超ベテラン(筆者の学生時代の

同期生,Pokharakko氏)が一緒に連れて行ってくると言う。経験が浅く小心者の筆者一人では怖

くて行く気にもならないのであるが好天の確率は高くいい経験になろうと、登頂にはこだわらず

雪山に慣れればいいと言う気で行く。

東武日光駅でPokharakko氏をピックアップし、いろは坂をトロトロ走行して中禅寺湖まで行き車

をデポ。山歩きのスタートとしては少々遅かったが歩き出す。

三合目から四合目は林道を歩く。


四合目   三合目から林道歩きだがここから再び直登の観音薙沿いの道になる

積雪は20-30cm先行者は単独行者が2人。トレースあり。無風でヤッケは脱ぐ。六合目からアイ

ゼン付ける。(ピッケルは持って行ったが使わず。ストック使用)

筆者のアイゼンは30年も前のタニの鍛造製で一本締めの化石的代物。雪湿りがちで団子状に

アイゼン底にくっつく。重くてバテバテ。強風のナイフエッジの稜線では転倒の危険性がある。

昔はアイゼンの使い方として常に雪落としが警鐘されていたものである。早急に買い換えるべ

きアイテムであると実感した。


タニの鍛造アイゼン、(一本締め)  底に雪付く


今のアイゼンにはプラスチックのプレートがあって雪が付かない

夏道を忠実にたどって登る。九合目当たりで森林限界超え雪はクラストとしているところあり。

山頂から中禅寺湖と皇海山、一番高く日光白根山、真っ白な至仏岳、双耳峯の燧岳、その右

の平たい峰峰は会津駒ヶ岳と望める。無風状態でお湯を沸かせた。


バテバテで一杯一杯の筆者 あご出している 後は白根山  Pokharakko撮影

下りは早い。無雪期より楽な感じ。

(GPS受信器 ユピテル社製ASG-1のデータ)
距離14.4km(これは不正確である もっと短い) 上昇距離累計1215m
行動時間7hr12minうち停止時間2hr22min(積極な休憩は1hr程度)


(天候を含め)山の機嫌のいいときに遊ばせていただいた。中善寺湖畔では-3℃と言う。山頂

では-10℃程度か、無風なのでそんなに寒さ感じなかった。




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