茨城県笠間市「加賀田山~金比羅山~館岸山」山行報告

期間:2010年3月27日(日)



報告:井原

フラワーヒル花園10:35-加賀田山11:30/12:09―383.2m三角点12:12-355mピーク12:20-

金毘羅山12:50-355mピーク13:21/13:31-館岸山13:46-西寺登山口14:15-花園14:36


この山域の山歩きは2回目、1月30日に富士山・石倉山・金毘羅山をピークハントした。

会山行の下見を兼ね加賀田山(北山とも言うらしい。410m。地形図に表記無し)とそこから西に

金毘羅山を極めたかった。

気圧配置が冬型に戻り少し寒くなったが冬晴れのいい天気である。Road Bike(自転車)を漕いで

笠間市旧岩間町上郷の花園部落に来る。


加賀田山 稜線の左のコブが館岸山

途中泉蔵院(東組の山腹の無記名の卍印)、の登山口を偵察する。地形図の表記は池の東

から行くようになっていたが、実際には西からであった。寺院はなく東組部落の公民館が

泉蔵院跡である。


泉蔵院登山口の看板

花園部落のフラワーヒル花園にRoad Bikeをデポして歩き出したのは水戸を出てから2hr後であっ

た。泉蔵院から来る尾根道を合わせ少し登ると加賀田山・館岸山の分岐点である。


加賀田山・館岸山分岐の表示

ここから北に入る。広い道をほぼ水平に歩いて進入禁止の表示のある右に入る分岐を2つ

過ぎて、次の分岐は少し登りの右の道に入る。すぐにまた二つに分かれ登りの右の道に入る。

どんどん登るようになり何も表示のないピークに着く。左右に分かれている。金毘羅山に行く

ルートは如何にと右に歩いていくと三角点(383.2m)ではないか。


383.2mの三角点

さっきのピークが加賀田山だったのを初めて知る。また加賀田山に戻って北西につながる縦走

路を少し歩いて2つめのピークまで行って戻る。難台山まではアップダウン多そうで歩き甲斐あ

りそう。金毘羅山へのピストンを決め383.2m三角点から館岸山方面に進む。355mの(地形図に

は表れない)ピークには新しい表示板あって館岸山と金毘羅山を分ける。


355mのピークにある表示

ここから金毘羅山に行って来る。はたしてひどい藪であるが、辛うじて人一人が通られるよう藪

が切り開かれており余り悩まず金毘羅山へと導いてくれる。展望は無い。右(南)からは採石場

の機械・車の無粋な音が聞こえてくる。徐々に下がって二つめのピークが金毘羅山で三角点あ

る。228.4m。


金毘羅山の三角点228.4m

また藪をくぐって355mのピークに戻る。ここで昼食後館岸山と表示されている踏み跡を下ると

林道に出る。行きには気がつかなかった色あせた赤テープが取り付き点であった。


加賀田山・館岸山分岐点から館岸山までは5分程度。山城があったところで土塁や水場が

ある。西寺登山口までの山道は地形図上の表記無い。


Bikeで行ったので帽子でなくヘルメット。これが薮山では非常に重宝する


館岸城址の案内図

山中では他の人とは会わずに静かな山歩きであった。20分ほど部落内の細い車道を歩いて

出発点に戻る。


歩いたルート 花園から歩く

古い由緒ある羽梨山神社は西寺口登山口の近くで、車で来たならここに駐車させていただくの

が便利である。





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