長崎紀行「雲仙普賢岳」山行報告

期間:2010年3月15日(月)~17日(水)



報告:村越智子

*日 程:2010年 3月15日(月)~17日(水) 2泊3日

*コ-ス:15日✈羽田空港6:40発→長崎空港8:45着(レンタカ-)佐世保→特攻殉国の碑~

         海自佐世保資料館~平戸観光~ホテル泊(夕張岳)19:00着

         併設されているガラスの丘美術館へ

      16日ホテル7:00発(車移動)-諫早-愛野-小浜-仁田峠10:10-ロープウェイ

         10:35-妙見展望台10:40-妙見岳神社10:50-国見岳分岐11:25-紅葉茶屋

         分岐11:40-普賢岳山頂12:00/12:10-紅葉茶屋分岐12:30(昼食)下山12:40

         -アザミ平-仁田峠13:20-諫早-長崎-宿泊ホテル(稲佐山)16:00着

         長崎市街17:00-稲佐山山頂20:00(夜景)/20:30-ホテル21:00

      17日ホテル6:40発-長崎6:40発-長崎港(高速船)7:40→福江港9:05-福江島

         観光(レンタカ-)-福江港13:50発(高速船)→長崎港15:15着-長崎空港19:00

         発→羽田空港21:30着-自宅22:50帰着

*装 備:春山日帰り装備

*費 用:・飛行機代+宿泊代(ホテル2泊)  セット料金 2名  84,100

      ・高速船代(ジェットフォイル) 往復 12,600円×2   25,000

      ・レンタカ-代 ①長崎本土 3日間 13,500円

                ②福江島  1日間  5,000円→①② 18,500

      ・ガソリン代 7,650  ・高速道路代 7,430

      ・駐車料金  2,140  ・ロ-プウェイ代1,220(片道610円×2)

      ・食事代、飲み物代 26,000 

      ・美術館入館料 1,000(500円×2)

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                          2名で 合計金額 ¥173,240


・目的

今亡き義父を偲んで佐世保の戦艦基地の思い出の地へ一度は行って見たかった。父は生前、

若き日にイ号潜水艦に海軍中尉として乗務していてその時の話などを聞いていたので是非

ハルと二人でいつかは実現したかった。そして雲仙に足を延ばして普賢岳に登頂し、強行軍に

なるが欲をかいて五島列島の福江島に渡り井持浦教会(ルルドの泉)日本最初の聖水の湧く地

にも行く事だった。


長崎紀行

15日 順調に長崎空港に到着した。高校の修学旅行以来37年ぶりにこの長崎を訪る事となり

その当時の思い出が読み返り懐かしい気持ちでいっぱいになった。私達二人はレンタカ-で

9:15に国道35号線を佐世保を目指し走りだした。冷たい雨が降る車窓から山桜の花が七分咲

きに。木蓮の花やコブシの花が満開に。そして菜の花は畑に彩りを添えていた。小ぶりの雨の

中10:10特攻殉国の碑に御参りし佐世保市内の海自佐世保資料館に11:00着。父の海軍時代

を偲んだ。売店で佐世保生まれの「海軍さんのカレ-」を味わって見たく1箱二人前(900円)を

2箱購入した。12:00頃、国道205号線に車を平戸方面へと走らせるが雨や風がフロントを強く

叩きつける。当初の計画では15日に普賢岳の山行を計画していたが明日に変更して良かった

と思った。平戸大橋に近づきかけた頃、既に13:30を廻っていた。「みなと寿司」の看板が目に

入り遅い昼食となった。私達は1500円の地魚の定食を注文した。満腹!!そして13:45田平の

カトリック教会へ向かう。ザビエル記念教会、宝亀教会、紐差教会を廻り佐世保の夕張岳展望

台近くの1日目の宿泊ホテルへ18:20に到着する。父も当時、休暇の時散策したのだろうか?と

思い巡らす。外はまだ明るい。やっと日が暮れ様としていた。(走行距離240km) 

19:00 館内に併設されている「ガラスの丘美術館」はア-ルデコの代名詞ともなっている

ルネ・ラリックの作品300余点の展示を鑑賞した。その後、夕食をホテルのレストランでコ-ス

メニュ-を頂いた。地中海料理の食事は始めてだが魚介類の材料を主にしサッパリとした

フレッシュな味覚で日本酒にも合うのか?!私はワイン、ハルは焼酎で決め、マイ箸をいつもな

がら持参。その様子を見て気転の効いたボ-イさんはハルに箸置きを進めてくれた。ハルは

上機嫌。その雰囲気が余りにもアンバランスで滑稽で私は「クスクス」と笑ってしまった。


16日 晴れ (日ノ出6:50) 朝食はホテル自家製のパンをフロントで受け取り7:00ホテルを後に

  普賢岳山頂より平成新山を望む した。九州自動車道を佐世保みなとICから三川内ICそし

て長崎道に乗り継ぎ武雄南ICから諫早IC国道57号線で

小浜へ。仁田峠までのバイパス道路は有料と思っていた

が2009年4月より無料となっていた。少し得した気分にな

る。仁田峠の駐車場に10:10に着く。時間を短縮する事

にしてロ-プウェイを利用する。5分程で妙見岳展望台に

到着。急登を10分程登ると妙見岳(1,333m)へ着く。前方

には国見岳(1,347m)右側に普賢岳、溶岩ド-ムは未だに

噴煙が立ちのぼっている。

荒々しい平成新山(1,486m)を眺めながら水平道の霧島ツツジの群生した尾根を登る。国見岳

分岐を右へ。急登を100m程下ると、そこは紅葉茶屋。この周囲の山は「普賢岳紅葉樹林」とし

て国の天然記念物に指定されている。茶屋は、ないが紅葉の季節の頃は素晴らしい景色を

眺め此処で休憩するのだろう。標高差160mの直登の溶岩を一気に登る。登山者に会うこと無く

山頂へ。山頂では平成新山の麓まで、恐ろしいまでの火砕流を目にすると何とも言えぬ気持に

なる。本来の展望は雄大で島原半島や宇土半島、遠くには阿蘇を眺められるのだろう。しかし

晴れていてもこの時期は黄砂の影響で靄が掛っている様に見える。展望は今一つ。下山途中

に地元の二人の登山者とすれ違い茶屋に12:00に着く。

平戸名産のかまぼこを持ってきたので簡単な食事を済ませ、東方のアザミ平へ下る。整備され

た登山道を広樹林と可愛いウンゼンザサを見ながら行くとロ-プウェイの仁田峠に13:20に

着く。仁田峠の駐車場を後にして諫早から長崎バイパス道へと車を走らせるが晴れていると

いうのに諫早湾に浮かぶ島々の景色はピンボケの様にしか見えない。これまた黄砂が意地悪

をしているのか?残念でならない。長崎港から20分程の稲佐山を目指す。その6合目付近が

今夜の宿泊予定のホテルとなる。ホテルに16:00に到着。身支度を整えてホテルの送迎の車で

長崎市内の眼鏡橋辺りで下してもらいショッピングをしながら「新地」中華街へ向かう。

夕食はちゃんぽん!食事を済まして再び送迎の車でホテルへ19:50。そのまま駐車場に置いて

ある車に乗り替え日本三大夜景の一つ「百万ドルの夜景」のパノラマを見に稲佐山山頂の展望

台へ。多くの人がこの長崎湾の夜景を楽しみにしているのだろう。気温が低く風が頬を打つ。

ホテルに20:30着。 (走行距離240km)

17日 晴れ ホテル6:40発 長崎県営の駐車場に車を置いて長崎港7:40発の福江港行きの

高速船に乗船した。ホテルの受付で「朝食をおにぎりか簡単なお弁当に」とお願いしたのだが

その思いは通らず。ホテルでの朝食時間は7:00から。私達が合わせられないので仕方が無い

のかも知れないが。前日の朝食のパンの残りを思い出し、もったいないので船内で食べる事に

した。何だか此処に来てまで節約モ-ドの行動の食事なんて!しかし気持を切り替える事にし

た。高速船の乗船は初めての経験。ワクワク、ノリノリ。少し緊張している。乗船して15分程して

船内の表示ランプが時速82~84㎞の知らせをしている。思っていたよりも速く航行しているので

驚く。エンジンの騒音は少し気になるが、1時間25分の快適な船旅を終へ9:40福江島に着く。

ハルはフェリ-タ-ミナルへ急ぎレンタカ-の手続きに。僅か3時間の観光時間だが。少しも

無駄には出来ない。9:40港に近くに位置している堂崎天主堂、そして10:00に九州百名山の

鬼岳に着く。全山が芝生に覆われ美しい火山(315m)。西海国立公園の代表地の一つで五島の

シンボル的な存在の山。慌ただしく県道49号線から384号

線へ更に50号線を経由し最後の目的地の井持浦天主堂

に11:40の到着。【1899年創造。聖母マリアが18回出現し

たという南フランスのルルドの町マッサビエル洞窟を模し

て作られた】日本最初の「霊泉地」の聖なる泉を口に含

む。「清められた気分になるが信者でもないのにいいの

だろうか?」そんな思いがした。返りの道は県道384号線

から27号線のショートカットの道で福江港に13:00に戻っ

た。フェリ-タ-ミナルの二階で地魚の丼物の定食を

食べ13:50の長崎港行きの高速船に乗船した。すやすやと眠るハルの寝顔を見ると彼なりの

心使いがあったのかも知れない!定時の15:15に船は長崎港に到着。空港近くのレンタカ-

返却場所を目指し19:00発の羽田行の便に乗り

20:30に無事に到着。浮島の駐車場から高速道で稲敷ICへ。道路状況も良く1時間30分程で

自宅に帰着。 (走行距離210㎞)

長い長い盛り沢山の3日間を終えて思った事は人それぞれ色々なパタ-ンの旅や山行の楽し

み方があると思います。今回の義父を偲んで長崎の地を私達は再び訪れる事が出来ました事

に感動をしています。目まぐるしいハードな行程ではありましたがその中で自分が満足する楽し

み方が出来たのではと思っています。


ハルへ700㎞の運転お疲れさまでした。



平戸から佐世保へ向かう途中の菜の花の田園風景






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