アプローチ
1月15日(土)3:40水戸発-常磐高速道・外環道経由関越道花園ICから140号国道を経て西武秩父駅で松崎をピックアップ-日向大谷登山口に8:20着
山中行程
1月15日(土)日向大谷登山口発8:30-会所9:01-清滝小屋10:18/10:35-両神神社11:15-両神山山頂11:50/12:10-薄沢・七滝沢分岐12:55/13:00-会所14:23-登山口14:50
帰途、両神温泉「薬師の湯」入浴して16:00西武秩父駅で解散
宮本会長が身内の不幸で参加中止となった。天候が2日間は持ちそうもないので当初、清滝小屋に泊まってのゆっくり山行計画を日帰りに変更した。当日未明に走行すると道路は空いていて都心近郊の走行も苦にならない。一番電車で来た松崎を西武秩父駅でピックアップして1hrほど走行。後半道は細いがあまり崖ぷっちはなく道路の凍結も皆無で対向車も少なく順調に日向大谷登山口に着く。思いの他土曜日にも関わらず駐車場(バスの終点)はがら空きであった。(山中は三人と出会っただけで静かな山行であった)両神神社の里宮から薄川の左岸側の中腹に取り付く。登山者を数えているカウンタを押して鳥居をくぐって入山。基本的には神社であるが不動等の石仏もあり信仰の山である。
カウンタを押して入山
鳥居をくぐって歩を進める
お不動様も鎮座 |
最初の内は雪皆無で落ち葉の絨毯である。雪の準備は大仰だったかしらん。会所と言うらしいところ(産泰尾根の終わるところ)で右に七滝沢コースを分ける。帰りはこちらを通るつもりである。ここから一旦七滝沢におり橋を渡って産泰尾根の南側、薄川沿いコースを登る。弘法清水は凍結していてアイス状態で道をふさがれで越えるのに滑らないかとヒヤヒヤもの。このあたりから先に見える尾根のキレット状態のところが清滝か。直ぐ近くかなと思ったが予想外に時間がかかった。
出発から清滝小屋までノンストップで歩きここで中休止、水分補給と行動食摂る。清滝は普段から水量が少ないのだろうかつらら状に凍っている。
清滝小屋 立派な小屋である
つららの親分のような清滝 |
七滝沢沿いのコースの道を合わせ尾根に出るとやがて鳥居があって神社が二つ鎮座している。誇りを持ってそれぞれ独立しているのであろう。最初の方は判読不可能で名前わからず。後で調べると御岳神社らしい。後の方が両神神社と書いてあった。両方とも狛犬でなく山犬=狼である。秩父の神社の特徴である。
神社が二つ鎮座。こちらは御岳神社というらしい。後に両神神社がある。
狛犬は狼 御岳神社の方
両神神社の方の狛犬もどき |
ここには今は廃道になっている旧白井差コースが登って来ていたらしい。この付近から登山道
には雪付いている。30分で両神山頂に着く。天気は青空ではないが低気圧が来ていて冬型気圧配置がゆるみ無風状態である。夜から雨雪という。休憩20分で下山する。下りは六本刃アイゼン着ける。
両神山山頂直下の急登
登頂記念撮影 |
復路を途中まで戻り七滝沢沿いを下る。源頭の沢や滝が凍結していた。
滝は皆凍っている |
七滝沢はその名の通り滝が多い。源頭を横切って左岸に付き、滝の下流で右岸に渡るところが沢沿いに下ってしまいそうでわかりにくかった。去年の夏14日間後に救出された遭難の推定される道迷い地点らしい(山と渓谷2010.11月号に記事あり)右岸の山腹の急な斜面を下り(このあたりでアイゼン外す)、再び左岸に渡り徐々に沢をはるか下に見るようになる。急斜面のトラバースは落ち葉の堆積でのスリップが怖い。会所で往路に合流する。いつも往復コースの時は感じるのだが、往きの元気なときには苦にならなかったところも帰りは「こんな厳しかたったかしらん?」と思うのは疲れたせいか。登山口近くで有名犬ポチの出迎えを受け無事山行終了。
帰り、細い道は対向車は皆無で順調に下り、道沿い近くにある両神温泉「薬師の湯」にて汗を流して帰途につく。
20;00頃水戸に着いたが22:00頃から雪になり6cmの積雪。秩父の山はまして推して知るべしだろう。
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